【お知らせ②】今後のはりゆびBaseの活動について

初めに

いつもはりゆびBaseをご覧いただきありがとうございます。

以前ご報告を致しましたように、12月末で活動を終了することになりました。

本報告において詳細をご報告いたします。

解散を選択した経緯

結論から申し上げますと『描くビジョンに差が生まれ始めたから』です。

本来であれば組織編成当初により強固にすべき理念やビジョンを、詰められずに来た現状があります。

その中で個人体としての活動と、はりゆびBaseの一員としての活動を通して、それぞれが成長する中でこの理念の部分に揺れが出始めたのが大きな原因と考えております。

短い間ではありますが、私達の活動に興味を持って頂きました皆様にこの場を借りて感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

元 はりゆびBase 運営メンバー一同

以下に、
・個人としての言葉
・今後のサービスについて
を記載しております。

元代表より

7月に品会が解散し、8月よりはりゆびBaseとして4ヶ月あまり活動してきましたが、12月ではりゆびBaseは解散することになりました。

理由は私がはりゆびBaseの存在意義を見失ったからです。

活動開始当初はあはき業界が今まで扱ってこなかったテーマについてはりゆびBaseのDiscordコミュニティやあはき未来会議で話し合い、議論を深め情報共有していく場となることを目指していました。

将来の社会を担うためにより広く深いあはきに関する教養を身につけることがあはき師にとっては重要と考えたからです。

あはき未来会議で扱ったテーマは、8月は性差、9月は性トラブル対策、10月は冷え、そして11月は物療でした。

専門的なことをわかりやすく解説して参加者の質問にも丁寧に答えてくれた宮本先生、
性トラブルという非常にセンシティブなテーマをあはき学生へのアンケートを使って参加者みんなが納得しやすい形に丁寧に整えてくれた五十嵐先生とIcchaさん、
ぼんやりとしているが市民権を得たように見える「冷え」をそもそも論としていろんな古典から紐解いてわかりやすく解説してくれたかりん先生、
鍼灸を凌駕する物療機器の魅力と各種の物療器機が越えられない壁をいとも簡単に越えられる鍼の魅力の両方の実践的な使い方をわかりやすく解説してくれた種市先生。

各月のあはき未来会議を担当してくれた先生方の話はどれも非常に面白く、あはきの魅力をエンターテイメントとして引き立たせてくれました。

毎月非常に深い学びの得られるあはき未来会議で参加して頂いた方々にはきっと満足いただける内容だったと思います。月を追うごとにあはき未来会議の参加者は少しずつ増えていきましたが、予想したほどは認知されず、Discordの登録者もなかなか増えていかない状況が続きました。

しかし、ゆるやかにでも参加者と登録者が増やしていければ、コツコツ、一歩一歩、毎月のあはき未来会議を積み重ねていけば、いつか大規模な企画が出来るようになると思っていました。

いつかやりたい企画が私の中にありました。それは品会の際に新規事業としてみんなで企画の一つ「お灸プロジェクト」です。
お灸を一般の人たちに親しんで貰えるように全国各地の鍼灸師たちと協力してやる3年計画のイベントです。「3年でお灸の売り上げを5倍にする」という目標でした。

もう一つは私の企画として、あはき未来会議でそもそもあはき法はどういう意図で書かれたのかをあはき法の専門家の方に解説してもらい、あはき業界は本来どうあるべきなのか?を多くのあはき師たちと共有し、目指すべき業界の未来像を一緒に描くことでした。

しかし、これらの企画をやることを考えると、前者の場合は私たちの各種のリソースが圧倒的に不足していること、後者の場合は業界内のあはき法に関するコンセンサスがとれていない状況を考えると現実的ではありませんでした。

そして「あはき業界が今まで扱ってこなかったテーマについて話し合い、議論を深め情報共有していく場となること」によって「実現したいビジョン」が運営メンバー内で揃っていないことが10月ごろから課題として顕在化してきました。このビジョンが明確でないと毎月のあはき未来会議の企画の統一感が生まれないからです。
一つの組織として一貫性のある企画を打ち続けることが出来なければはりゆびBaseがどういう組織なのか正しく認知されません。

運営メンバーの気持ちを一つにできるビジョンを練り上げるために今までずっと考えてきました。

業界の内側に向けて活動するのか、外側に向けて活動するのか、公益性を重視して活動するのか、営利目的に活動するのか、そこを明確にしなければまとまるものもまとまりません。

このまま業界内に向けての活動を続けるよりもあはきについて知らない一般の人たちに発信していく方向に転換した方が良いのではないか?

その場合どのような切り口で発信すれば伝わるだろうか?

一般の人へ向けてのはりゆびBaseの活動の意味はどこにあるのか?

あはき業界の人たちに情報発信する活動から別の方向に転換するとしても方針が定まりませんでした。

そしてそのまま何をすれば良いのかわからない状態が続きました。

運営メンバーの気持ちを統一させるビジョンを練り上げるためには自分自身のビジョンを明確に示さねばなりません。私はあはき業界の外へ向けて活動する方向性を模索しましたが、私の思いは業界の内側に向いていて、その矛盾とどう折り合いをつけていくのかを考え続けました。

そもそも私がいつかやりたかった「お灸プロジェクト」も「あはき法」も結局は自分自身の立ち位置、視点が業界内にあったことをその時、改めて気づかされ、業界の外の立ち位置、視点での活動の方向性がどんなに考えても私の中からは出てきませんでした。

それならば、一貫性はなくてもまずはあはき師に向けて今まで通り、あはき未来会議をやっていく、という選択肢はそこにはありませんでした。

この状態が長く続けばいずれはうまくいかなくなる。このまま目的もなしに続けていくことは時間の浪費だろう。

それならば「この活動は終わらせた方がいい」という考えに至り、このような発表をすることとなりました。

はりゆびBaseの代表としての役割が果たせなかったことに関して運営に携わってくれた方々、オブザーバーとして活動を見守ってくれた方々、あはき未来会議をはじめとする私たちの活動に期待してくれていた方々に申し訳なく思います。

はりゆびBaseは終了しますが、運営メンバーだったみんなはそれぞれ相変わらず活発にいろんな面白いことを今後もしでかしてくれると思います。
彼らにはとても楽しい日々を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
特に関係が拗れたということはないので今後も楽しい友だちとしてお付き合いさせて頂ければと思っています。

・はりらぼの平松先生
・ゆるツボの五十嵐先生
・博士課程の宮本先生
・経穴ジャーナリストのかりん先生
・物療機器と鍼灸のシナジーの最大化させる種市先生
・介護と鍼灸を結ぶ田合先生
・研究論文読み続ける鍼灸学生の飯島さん

彼らの今後に是非注目していて下さい。

最後に、自分自身のビジョンを考えている間、「これは確かだろうな」と思えたことがありましたのでそれを皆様と共有したいと思います。

鍼灸やマッサージにどのような効果があってどういう状態の時に受けるのが適切なのか、マッサージに関してはそれなりに認知されているように感じますが、鍼灸に関しては明確に答えられる一般の方は少ないと思います。

鍼灸が一般の方々に認知される為には「血と屍」がまだまだ足りません。

「血」とは私たちの様々な挑戦の結果、失敗したり挫折したりすることです。
「屍」とはその結果消えていく集団、団体、組織、そして鍼灸という職から離れていく人たちのことです。

鍼灸が浸透した一般社会というビジョンを実現させるには、私たちの大量の血による大河と聳え立つ屍の山が必要です。

屍山血河なくして鍼灸の未来はない。

それが正しいとするならば、私たちの挫折や失敗、組織を終わらせることには、何かに挑戦したり志を同じくした仲間を集めることと同じくらいの意味があるということです。

そう考えると、失敗や挫折を繰り返すこと、組織を解散させること、自分の持つ職を捨てることによる心の負担はまあまあありますが、それは決して悪いことではありません。
ちゃんと前に進んでいます。

このことはこれから何か新しいことを始めようとしている方に知って頂きたいと思いました。

本当に短い間でしたが私たちの活動を支えてくださった全ての方々にこの場を借りて感謝の意を述べさせていただきます。
ありがとうございました。

元 はりゆびBase 代表 岡野 聡

追記

はりゆびBaseの運営管理を担当しております、五十嵐と申します。あはき未来会議の企画運営と当HPの文章を編集しておりました。

はりゆびBaseは「業界の課題を異なる切り口から切り開く」ために活動してきました。メンバーは皆、流派や経歴が異なります。その中で一貫性を保てるように、文章を編集してまいりました。

しかし今回は当事者として、また岡野の想いを知ったものとして、原文で記載しました。従来の発信と合致しない表現も見られますが、岡野が真剣に考え抜いた想いだと理解しております。

これまでは、鍼灸業界の安全な発展に寄与したいと思い活動軸を見据えておりましたが、今回このようなビジョンの不一致が生まれたことは、組織編成当初にもっと確認するべきだったと痛感しております。

運営メンバーには岡野に賛同する人もいるでしょう。ですが、個々には違うことをご理解いただければと思っております。そして想いは異なるにせよ、あはき未来会議を含む全ての活動を、全員が本当によく頑張ってくれました。岡野もその一人でした。

メンバーには若手が多くいます。これからもどうか、彼らの行動を応援くださるよう、心からお願い申し上げます。

本提供サービスの終了期間などは以下の通りです

Twitter

12月末をもちましてアカウントを削除いたします。

Discord

12月以降の新規お申し込みはできません。また12月末をもってサービス(新たな書き込みや交流)は終了いたしますが、当面の間は場所を残しております。
退会は各自でお願いいたします。

アカウントを無効化
アカウントを永遠に削除
※Discord で用いたアカウントは引き続き有効です。他のサービスでご利用の皆さまは引き続きDiscordをお楽しみください。

Facebookページ

12月末をもちましてアカウントを削除いたします。

Instagram

12月末をもちましてアカウントを削除いたします。

HP

当HPは一定期間をもってアカウントを消去予定です。
(掲載記事は別サイトに移行するか検討中です)

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